長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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栃尾ロケ映画 『想い出はモノクローム』

五藤利弘監督による短編作の自作の解説。
今回は栃尾ロケ映画『想い出はモノクローム』です。

文中に登場する芦澤明子撮影監督は近々新潟県以外で公開されるカンヌ国際映画祭・ある視点部門の監督賞受賞した「岸辺の旅」など、最近の黒沢清監督のキャメラを任せられてる超一流の撮影監督です。

本作が2008年作というと2007年の暮れに市民映画館をつくる会の望年会に五藤監督は参加くださり、
そこでは地域密着を謳う新潟日報長岡支社の記者も来ていて五藤監督に関心を持ち、
早速この「想い出はモノクローム」の撮影を取材し写真入りで大きく記事になり、
監督は大変喜び、その記者さんも「モノクロームの少女」の完成試写会に来て作品を観賞してた記憶がありますが、
その後は新潟の報道部へ異動となってわりと大きな取材を任せられてましたが、
現在は退職したと人づてにききました。
五藤監督と栃尾の繋がりを紹介した最初の記事を書いたあの記者さんは、
今回「想い出はモノクローム」が上映されることをご存じだろうか、
確かエンドクレジットに名前があったハズだと今回の寄稿いただいた文章を読んで思い返してました

13:55~ 『想い出はモノクローム』栃尾ロケ映画(20分) 2008年
監督・脚本:五藤利弘
出演:藤田彩子、青地 洋、他 撮影 芦澤明子 / 音楽 原朋信

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『想い出はモノクローム』

この作品は、長岡市栃尾地域で撮影した長篇『モノクロームの少女』に繋がる思い出深い作品です。

演技レッスンのワークショップを受けて下さった役者の皆さんがワークショップの総括で出演するという趣旨で2008年春に撮影に至った短篇なのですが、『モノクロームの少女』の四半世紀前という設定の前日譚的な話になっています。
撮影地の栃尾地域の皆さんの支援のお陰で形になっていくその後の『モノクロームの少女』『ゆめのかよいじ』へと続くはじめの一歩であり、栃尾地域での最初の作品です。
この作品からたくさんの素晴らしいご縁を頂くことになった作品です。
僕にとっての原点でもあります。
その作品を今回故郷の皆さんに観て頂く機会を頂いたのはとても感慨深いです。

スクリーンでは、長岡アジア映画祭で上映頂き、十日町シネマパラダイスで『モノクロームの少女』公開の時に同時上映頂いて以来の上映となります。やはり大きなスクリーンで観て頂くのは何よりも嬉しいことです。

『モノクロームの少女』『ゆめのかよいじ』で撮影担当頂いた芦澤明子さんに初めて撮影をして頂いた作品でもあり、そういう意味でも思い出深い作品です。制作費のない中、体制の整わない中で撮影をして頂いたことが心苦しいのですが撮って頂いた画はとても素敵です。芦澤さんにはただ感謝するばかりです。

主演の藤田彩子さんには昨年の『愛こそはすべて』で再び主演頂きました。
音楽は、三島出身で、スネオヘアーなどを見いだしたSUGAR FIELDS=原朋信君が担当してくれました。その後の『モノクロームの少女』でも音楽を担当して頂いています。

物語は誰もが若いときに感じた想いを描いたつもりです。何かしら感じて頂けると思っています。

残念なのは、撮影機材、録画フォーマットなどがデジタルからハイビジョンに移行する過渡期に撮影したため画質がいい状態で残っていません。今回の上映にあたって上映素材を用意しようと保管していたマスターのデジタルテープを再生してみるとノイズが入っていて使えません。撮影素材は以前編集に使っていたパソコンが壊れてデータを取り出せないでいます。
やむなく、ノイズの入ったままテープから取り込み直し、ネット動画用に書き出しておいた画質の悪い本篇データをノイズの入った部分に張り付けてノイズを隠す作業をしました。
どうにかノイズの入った部分を修正して整えたものの、スクリーンに映すには画質があまりよくありません。
それでも、作品に込めた想いを感じて頂けるものと信じています。
ぜひこの機会にリニューアルした最新版をスクリーンでご覧ください。

舞台となった栃尾の古い街並みに佇む旧郵便局の素敵な建物がなくなってしまいました。その懐かしい風景が記憶されています。
『モノクロームの少女』でも撮影に使わせて頂いた物語の主な舞台になっている木造校舎は数年前、雪の重みで潰れてしまいました。

劇中、中越地震で新幹線が脱線した場所をその当時脱線した車両と同型の新幹線が通り過ぎるのが見られます。今はもう引退した車両です。脱線したその場所は僕の実家のすぐ近くです。
この作品からずっと支えて下さっている方、
この作品を観て下さり応援して下さるようになった方、
色んな想いが詰まった想い入れの強い作品です。
この作品から『モノクロームの少女』に繋がりそれを観て下さった方々から声をかけて頂き映画の仕事が繋がっています。
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