芦澤明子キャメラウーマン

先日、「長岡出身・五藤利弘監督短編映画上映会」で上映する作品の試写を会場アオーレのシアターで行ってきました。
5作品のブルーレイが映るか映写してみましたが、
無事に映ってましたが「想い出はモノクローム」は昨日の五藤監督の記事のように、
確かに画像はよくなかったものの、
逆に遡った過去の話のために鮮明さよりも、この方がよりのすたるじぃに浸れるようにも思いました。
五藤監督、そして芦澤明子撮影監督にとって不本意かとは思いますが、
担当者は観ていて、そう感じたりしました。
と、同時に僅か20分の作品ですが栃尾の風景の中で繰り広げられる、
淡い恋心と人を想う純粋な気持ちが全編にわたってときにスリリングに描かれて、
完成当時観た時よりも、一層いい映画だなぁと思って観ていました。
まさに五藤監督の原点と言って過言でない作品でした。
エンドクレジットに長岡ロケなびの名前があったので、
おそらくロケなびにとっても栃尾で初めて撮影協力をした作品ではないかと思いますが、
本作以降、「モノクロームの少女」「ゆめのかよいじ」と五藤映画は勿論、
「20世紀少年」「キャタピラー」「この空の花」「小さいおうち」そして近々公開の「ベトナムの風に吹かれて」と、
名作、話題作に栃尾が登場するのはロケなびが撮影隊に栃尾を紹介したことで実現し、
そのきっかけがこの「想い出はモノクローム」ではないかと思います。
それとともにカンヌ国際映画祭で受賞した「トウキョウソナタ」「岸辺の旅」はじめ、
鬼才・黒沢清監督作の撮影を手がける芦澤明子撮影監督という超一流のキャメラウーマンが、
栃尾に魅せられてしまったきっかけとも言えるかと思います。
「モノクロームの少女」「ゆめのかよいじ」に続く五藤、芦澤のコンビ作をまた栃尾にて、
そして長岡全域での撮影を望んでいるのは担当者だけではないと思います。
何度も書きますが「モノクロームの少女」の撮影見学で見た、
撮影後に機材を人任せにせず、自ら片付けていく芦澤撮影監督の姿に一流の人はサスガだと思っていました。
画像は「ゆめのかよいじ」撮影時、手伝いに毎日栃尾まで来ていた長岡造形大学で映像を学ぶ学生たちと芦澤撮影監督。
詳細は↓こちらを。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1131.html
また長岡ロケなびの公式サイトやメルマガにて上映会の告知をしていただきました。
ありがとうございます。
http://locanavi.jp/blog-event/gotoh_tanpen/
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