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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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I Fell in Love Like A Flower Bouquet

hanakoioshi.jpg

『花束みたいな恋をした』が大ヒット中と聞き、
監督が『罪の声』が良かったので、
というか予告編から妙に引っかかったので観てしまいましたが、
劇中、就職せずにいる菅田将暉を見かねた小林薫扮する父親が上京、
この親子は長岡出身という設定で
息子への説得通じず、父親は仕送りを長岡花火に寄付すると宣言、
以後、菅田将暉は夢とサブカルを諦め現実と自己啓発本へとシフトチェンジを。

このやり取りを流ちょうな長岡弁で話してて微笑ましく、
そういえばと思い出したのがサブカル好きすぎて
下高井戸シネマや早稲田松竹のチラシを手にご満悦する姿に近親憎悪を覚えたほど
嫌味漂う好演のヒロインを演じた有村架純は
長岡ロケした『ビリギャル』の後も、
https://locanavi.jp/osusume/birigal/
『ストロボ・エッジ』ではフェニックスをバックに浴衣姿を披露してたので、
これでこの美男美女は長岡花火と縁ができたのかと。

担当者は『ストロボ・エッジ』は長岡ロケなびにエキストラ募集と出たので参加。
当日、なんの撮影がわからず行ったら廣木隆一監督作と知り、
以前、お会いしたことがあるので少しお話をしたら
長岡花火を撮るので久しぶりに大林監督の映画を見たんだよ、と『この空の花』を話してました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-602.html
↑この時のことを書いてましたが当時は『あまちゃん』に出てた、の有村架純が、
今やすっかり大物、この『花束みたいな恋をした』で完全に不動の地位を確立してしまったと。

映画は今時好みが細分化していくなかで、
好きな映画、好きな作家が一緒、
彼氏の本棚を見て「私の本棚」なんていう運命の人に出会うのは奇跡に等しいのに、
だからこそ納得してしまう結末まで、じっくりと魅せてくれました。

ただ菅田将暉はすれ違い倦怠期となったら有村架純を長岡花火に連れて行けば、
多少は事態が好転したのではないかという思いが。
長岡ネタがあそこだけなのは勿体ない、
これが五藤利弘監督なら焼きおにぎりでなくて栃尾のあぶらげをあの場面で焼いてただろうにと。

それと本物の押井守監督を知り神と敬ってても
実社会ではまるで役に立たないのは身に沁みました。

『花束みたいな恋をした』公式HP https://hana-koi.jp/

あとこれから注目をしてるのは『あの頃。』の原作者・劔樹人さんは新潟出身のようなんで、
劔さんを演じた松坂桃李は劇中、新潟弁を話すシーンが出てくるんだろうかと。

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東日本大震災の余震

(C)JyaJya Films

2月13日に発生した福島沖を震源とする大地震で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
特に福島・宮城は東日本大震災から10年を前に、当時を思い起こさせる震度6の強い地震、
しかも東日本大震災の余震とのことで、地球的なスケールで考えれば、
1年や2年など目安にもならないように思いました。

『春を告げる町』でカメラに収めた福島県広野町も震度6弱が観測。
幸い亡くなった方はいなかった様ですが、家屋などに被害が出たのではと思います。
また映画では福島原発事故の収束に従事する作業者も登場しますが、
今回の大地震は夜だったので揺れた際に原発にいた作業者は多くなかったと思いたいです。

福島第二原発1号機 使用済み核燃料保管プールの水 少量の漏れ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210214/k10012865731000.html
↑こちらは福島第二原発ですが、アンダーコントロールなどやはり嘘っぱちだと。

例年3月に東日本大震災関連作を上映してきましたが、
これまでの上映作で福島を記録した作品、
『小さき声のカノン』は福島県二本松市、
『大地を受け継ぐ』は福島県須賀川市、
『奪われた村』は福島県飯舘村
『おだやかな革命』は福島県喜多方市と飯舘村
以上、いつのまにか福島を記録した作品を多く上映してきたので、
今回のような大きな地震が福島で起きると、やはり気がかりになったりします。

しばらく余震が続くそうなので、どうかお気を付けください。

3/14 『春を告げる町』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2894.html

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さらば自遊空間長岡古正寺店



先日、このブログ更新のためにネットカフェの自遊空間長岡店に行ったところ2月24日をもって閉店の貼り紙も。
新潟駅前の自遊空間も先月末で閉店してしまい、
さすがにこのコロナ禍で持ちこたえられなくなったのではと想像しますが、
本当に残念に思います。

思えばこの会立ち上げのために、このお店のパソコンで
せっせと申請書やらを書いてたのがスタートでもあるため、
立ち上がりとともに並走してたといっていいお店でした。

ただ長岡にはライバル店の快活クラブがあるとはいえ、
割引券も使えた自遊空間に比べるとちょいと高い、
(最も快活クラブは朝食、シャワー、ソフトクリーム無料というのはホントに有難いですが)
安いぶん、結構自遊空間のお世話になってたかと。

ただここは自遊空間の前もネットカフェで確かサラダバイキング食べ放題のお店だったハズ。
あれだけパソコンやマンガがあるなら、またどこか買い取って新たなネットカフェを再スタートしてほしい思いが。

お世話になってる飲食店の閉店や休店も目に入るようになり、
やはりコロナ禍の不況はこれからより強くなる懸念がします。

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雪を咲かせる


雪壁をスクリーンにして、それを焔で燃やすというのは既存の映像へのアンチテーゼ、
燃焼した後からの再生というイメージを持ってましたが、
ビューラ先生は「雪を咲かせる」と題して“雪”をテーマに映像、スチールの連作を制作。

何しろスイス出身なので雪とも縁が深く、
さらにバナナカボチャの佐藤さんの故郷・小国を紹介されてから、
すっかり小国の雪景色に魅せられたようで、
今回も小国訪問も道中から晴天なので興奮を抑えきれず、
小国に到着後もハイテンションで雪壁制作、ソリ遊び、撮影・演出とと大喜び、
時間があったらドローンも飛ばしたかったと雪を満喫しておりました。

ついでに今回、参加した長岡造形大生女子は一目でカワイイとわかるコで、
迷路つくりのさなかに話したら、なんでもかつては地下アイドルだったと聞き納得しながらも、
大変立派な考えをお持ちでこちらが恥ずかしくなるほどでした。
それでTジョイ長岡によく行くと知り『あの頃。』は自分の映画だと思って楽しみにしてるんですよ、
などとこちらの自己紹介をしてご機嫌になりましたが、
その後にさゆべぇ活動停止を知る、、、

しかしこの時期のおぐに森林公園など、この雪の季節、だれがいるのかと思ったら、
沸かし湯のお風呂と食堂・養楽館は地元の人たちで盛況、
さらにテント場には何張りかあって、この寒空に仲間とバーベキューの他、
一人でテントに籠り、夜のふけるままに思い募らせてる人たちも何名かいて、
確かにこんな晴天の雪原に一人、読書とコーヒーの時間なんて最高だろうと。

ゲストアーティストトーク - 雪を咲かせる - ヨールグ・ビューラ | 長岡芸術工事中2020
https://www.youtube.com/watch?v=_lMpdP7JlBY&list=PL_ZQ22jLPSJFVZxhT_X2hcfCWpq4oxmHZ&index=3
↑ビューラ先生のこれまでの雪への創作意図と
今回の「灯に誘われる虫のように投影パフォーマンス」の企画趣旨とメイキングをビューラ先生の解説つき、
何気に映してた映像が1フレームの制作に5時間、完成まで1年という労作と知って驚きました。

画像は燃え盛るスクリーンをバックに参加者で記念撮影したものですが真っ暗。
皆さん、お疲れさまでした。

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スクリーンを焔で焼き尽くす



(昨日の続きで)
バナナカボチャの佐藤さんとそのお友達は雪壁で3mにも上るスクリーンを制作。
そこに日が暮れてビューラ先生が墨を使ったアニメーションを映写し、
背後に藁や材木を積みあげて燃やし、雪のスクリーンが崩れ落ちていく様を撮影、
というアートフィルムの構想を積み上げていたものの、
日が暮れる間近の16時半ころに、それまで積み上げてたスクリーンが突然崩壊。
一同、呆然としながらも時間がないのですぐさま集まって、
雪壁を積み上げることに。

こちらも風呂に浸かってビールだなどと言っておられず、
スノーダンプを駆使して雪を運ぶことに。
結果的にこれが妙な結束力となったことが功を奏し、
当初の3mまでいかなくても2mの高さまで雪壁を積み上げ完成。

日が暮れてスクリーンにプロジェクターから映写、
雪壁のスクリーンの裏側に盛大に藁や材木を積んで点火すると、
一斉に炎が高く舞い上がり、圧巻。
正直、結構疲れ、さらにお腹が減って機嫌が悪くなってたのが
帳消しになるほど映写と炎の饗宴に見入っておりました。

1時間以上にわたって炎は燃え続け、
さらに真ん中に穴をあけて炎が噴出、そこから先へと映写された映像が、
後方の木の枝に映し出されるとさらに幻想的な風景が広がって、
星空の下、見入ってたバナナカボチャの佐藤さんが
「これがアートだよ」
とこちらに向かって言葉を発し、確かにそうだよなと頷いておりました。

この日の模様は今年はオンラインで開催する
長岡造形大学のアートイベント「長岡芸術工事中 2020」で、
本日13時からプログラム「雪を咲かせる ヨールグ・ビューラ」で配信されます。

現在、たぶんビューラ先生、徹夜で編集してることと思います。
お疲れ様です。

長岡芸術工事中
http://nagaoka-art.com/

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小国の雪遊び



「今、新潟のミニシアターで1997年に公開された『白痴』って映画が公開されてるんですよ。
浅野忠信が長岡造形大に来て撮影されてて、学生なら、あの場所が出てると思うハズ
機会があったらDVDが出てるんで見てください」

突然、長岡造形大生のお二人と1日過ごすことになり、
そんな世代と話す機会なぞ、最近全くないので
とりえず頭に浮かんだ造形大ネタを話してみましたが、
多少は関心持ってもらえたようなものの、
なんと自分たちが生まれる前の映画と知って驚いてました。

お世話になってる長岡造形大学のヨールグ・ビューラ先生に小国で雪遊びするから来ないかと誘われました。
↓こちらの雪原の迷路つくり作業の続きで造形大生と一緒に。

巨大迷路 雪原に出現
長岡・おぐに森林公園 造形大生制作
2021/02/12 13:36
 新潟県長岡市上岩田のおぐに森林公園に、長岡造形大の学生らが雪を掘って巨大な迷路を作っている。大きさは15メートル四方にもなる。完成後の13日から、公園を訪れる子どもたちが遊べるようにする予定だ。

 企画した視覚デザイン学科のヨールグ・ビューラ教授(58)は、10年ほど前から雪を使ったデザインや演出を研究している。市内の「子育ての駅」で迷路や、かまくらを作る活動をしたこともある。

 迷路作りは8日に始まった。公園内の積雪は約2メートル。学生7人が設計図を基に雪原に赤い絵の具をスプレーで吹き付けて目印にし、1メートルほどの深さで掘り進んだ。

 同学科3年の女子学生(21)は「雪が重くて大変だけれど、子どもたちに楽しんでもらえたらうれしい」と話す。

 迷路の他に、雪の壁にアニメーションを投影するパフォーマンスなども行う予定。動画を撮影し、造形大がオンラインで実施しているアートイベント「長岡芸術工事中」のサイト内で13日午後1時から配信する。

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20210212598406.html

さらに100メートルは離れた雪原では、この日のメインで雪壁のスクリーンを作り上げて、
そこに映写をして背後から薪を組んで燃えるようになるスクリーンを撮影するという試みが。

この雪壁はバナナカボチャの佐藤さんとお友達二人で懸命に作業

こちらの造形大生のお二人は関西出身で雪かきは初めてなようで、
さすがに負けてしまうのは恥だと自覚し、懸命に雪を掘ったりしてました。
晴天のおかげで次第に暑くなり着てたブルゾンを脱ぎ捨てるほど、
ふと見ると佐藤さんたちを手伝ってるビューラ先生はやはり暑いようで上半身は裸という塩梅。
卒展を終えたとはいえコロナ禍でリモート授業ばかりになり、
なかなか対面授業が再開できなくてヤケを起こしてるようにも見えたような。

とはいえ途中、ソリ遊びに講じてはしゃいだりと、
珍しい晴天の下で汗を流して、これは風呂場が隣接してるので、
巨大迷路作業を終えたらひとっ風呂浴びて、あがったらビールセットかな、
などといったことを目論んでたら予期ぬトラブルが、、、、

画像はおぐに和紙のゆきさらし。

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ブラック焼きそばを食べた後に

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「被爆ピアノ」を知った。2020年も映画に教わった。
『おかあさんの被爆ピアノ』を選出した投票者が、
こんな形で総括に書いてるのを読んで、良かったと思いました。

あと『なぜ君は総理大臣になれないのか』が1位なのは納得できるとしても、
拮抗する作品だと思ってた『はりぼて』が圏外なのが、どうも納得できん。
最初は去年の作品だから投票できないんだろうか、と思ったほど。
『香港画』が入るようなら、『はりぼて』を黙殺するのはどういう意図なのかと。

ドニー・イェンは『イップ・マン』よりも『追龍』だったか、
これはいづれ批評家にはまるで相手されなかったバリー・ウォン先生が映画作家として認知される日が来るかも。

佐藤忠男先生の選出がないこと、
あれだけ持て囃されてたキム・ギドクの死に触れてるのは仕方ないものの塩田先生だけか、
いづれも寂しいものだと。

これ以上、思ったこと書くと暴走するのでこの辺で。
ただコロナ禍で公開本数が激減したのにボルテージは下がってないと、
あの映画、この映画を思い返して強く感じてました。

画像はお仕事先で食べた月徳飯店のブラック焼きそばです。

https://www.kinejunshop.com/items/38741841

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さくらんぼの実る頃



パリ・コミューンへの弾圧によって虐殺された人々を悼む歌「さくらんぼの実る頃」を、
青年期の宮崎駿監督のある種のシンボルだったと思うおときさんが歌うことが重要な意味を持ってること。
なんてことは後から知ったことで、公開当時は戦争はイヤだけど戦闘機は大好きな宮崎駿流の男のロマンなんだろうと、
漠然と思っておりました。

確かにおときさん、2018年のフジロックのアトミックカフェでで広島への原爆投下をここに書けないほど踏み込んだ発言をした後に
「Power to the People」を歌って筋金入りだと思って見てました。

1992年7月6日に市民映画館をつくる会は『紅の豚』の上映会を開いてました。
しかし全国公開ってwikiを開くと7月18日のようで、先行公開なのか、それとも間違いなのか?
いづれにしても当時、宮崎駿監督作を上映するほど力があったんだなぁ、と森山周一郎氏の訃報を知って思い返してました。
森山氏『紅の豚』の続編を望んでたのか。

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山古志が浮かび上がる

母ちゃんの味

島田隆一監督は『1000年の山古志』の助監督を経て、
山古志ともつながりができ、母校の日本映画大学のドキュメンタリーコースの題材に
山古志を選んで学生への指導者として何度か山古志に来ていたようです。

その2013年度コースの作品5本を島田監督のお力添えをいただき『長岡アジア映画祭‘14』で5本上映しました。

「とむらいのテンガロハット」「さわぐ」「唄にのせて」「山古志寺のお坊さん」「母ちゃんの味」と
短編とはいえ5本を「山古志が浮かび上がる 2013年日本映画大学ドキュメンタリーコース」と題し、
さらに『冬のアルパカ』も上映したので
山古志尽くしとなってしまいましたが、
思い返せば、その後の市民活動フェスタで長岡監督特集の先陣を切るような企画に映りました。

「とむらいのテンガロンハット」がアルパカ牧場の代表、青木勝さんと震災とアルパカを絡めての作品。
思えば『掘るまいか』上映で青木さんと繋がりができ、『冬のアルパカ』撮影に繋がり、
この青木さんがいなければ撮影できなかったのと思い返し、
昨日、青木さん宛に『春を告げる町』上映会のチラシをDMしました。

他に雑貨屋さんの女主人を題材にした山古志女の一代記「さわぐ」、
竹沢集落大工の棟梁のみ唄うことができる仕事歌に焦点をあてる「唄にのせて」
震災以降、山古志に通ってボランティア活動に尽力してる僧侶を記録した「山古志寺のお坊さん」
農家レストラン多菜田の代表の震災からの記録「母ちゃんの味」

いづれも貴重な人材を記録した山古志ストーリーと言ってよく、
さらに山古志は個性的な人たちがけっこういるようなので、
できれば今後もこうして山古志をフォーカスした作品を制作してもらえないだろうか、
と思ってます。

いづれにしても山古志と縁のある島田監督の作品『春を告げる町』を
山古志の人たちにもアピールできないかと思ってます。

画像は「母ちゃんの味」
3/14 『春を告げる町』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2894.html

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『1000年の山古志』

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島田隆一・助監督

今も残る精神に触れて

3年ほど前の8月、私は初めて山古志を訪れました。
中越大震災から1年半以上が過ぎ、少しずつではありますが復興に向けて動き出している頃でした。しかし、まだまだ道は崩れ、傾いた家があちこちに残っていました。テレビでしか観ていなかった現実が、目の前に現れ、私は愕然としました。
私は地震前の山古志を知りません。そんな私が、山古志という土地に残る精神や風土を描く事が出来るのだろうか?そんな疑問が、頭の中にずっとありました。しかし、それも杞憂に終わったのです。
仮設住宅で暮らす村人たちは、山古志に居なくとも、山古志精神に溢れていました。そして、よそ者の私の事を気さくに受け入れ、気遣ってくれました。そして何より、故郷に帰りたいという強い想いこそ、山古志の人たちの精神そのものだったのです。
この映画が一人でも多くの人の目に触れ、山古志の人たちの生き様が伝えられる事を願っています。

http://www.cinemanest.com/yamakoshi/staff.html

2009年に公開された『1000年の山古志』
武重邦夫プロデューサー、橋本信一監督、松根広隆撮影監督が前作『掘るまいか』の撮影で、
山古志の地と人々の尊い精神に触れた3人が、
中越地震によって被災した山古志の惨状に心を痛め、
必ず復興を遂げると信じ全村避難で誰もいなくなった山古志からカメラを回した作品。

橋本監督、松根撮影監督ともに日本映画学校の卒業生、
その繋がりだと思いますが後輩の島田監督が呼ばれて『1000年の山古志』の現場に助監督として参加、
日本映画学校(現・日本映画大学)は今村昌平監督の精神を受け継ぎ、
今は知りませんがかつて学生は授業の一環として東北の農家に下宿し、
共に田んぼ仕事をしながら共同体を学ばせていた学校。
当然、島田監督も山古志で共に田んぼ仕事をしながら、
山古志の精神と風土に触れていたことと思い
この時の体験が震災からの復興という点で『春を告げる町』に大いに活かされたと思います。

そんな意味でやはり島田監督をお招きして
『1000年の山古志』撮影時のお話しも聞きたかったと思ったりしてます。

3月14日『春を告げる町』長岡上映会に島田監督はビデオレターを寄せていただきますが、
こちらから『1000年の山古志』についても触れてとリクエストをしました。
はたしてお話ししてくださるだろうかと。

本日、長岡は大雪。
だとすると山古志はもっと降り積もってるはずで、
改めて9年前、こんな厳冬期によく山古志で『冬のアルパカ』を撮影してたものだと振り返ってます。

『1000年の山古志』公式HP http://www.cinemanest.com/yamakoshi/

3/14 『春を告げる町』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2894.html

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